【申込受付終了】2024/1/25〜3/3【山本講師&西村健佑講師】実践型グリーン・リスキリング講座(欧州の脱炭素・ESG関連規制から学ぶ、日本の産業強化編)

下記のフォームよりお申し込みを受け付けております。

講座概要

未来を切り開く:欧州の脱炭素・ESGを取り巻く規制を理解して、日本の脱炭素ビジネス・公共政策の進化をリードする

コロナと戦争によって、グローバルサプライチェーンの不安定さが露呈し、その再構築が急がれます。人口4億4000万人を超えるEU経済圏も例外ではなく、サプライチェーンの再構築をEUの最重要課題に位置づけています。経済のブロック化と言われることもありますが、ただグローバルなビジネスを縮小し、国内市場に特化すればこの危機を乗り切れるというものでもありません。

ブロック経済とグローバルサプライチェーンの新しいミックスが進む中、日本企業もEUの意図を組んで先回りしなければ4億4000万人の市場機会を逃すだけでなく、EUの規制に追従するグローバル市場での機会も逃すことになりかねません。

サプライチェーン再構築におけるEUの錦の旗が「カーボンニュートラル」「SDGs」です。グリーンディールを根幹に据えつつ、EUはサーキュラーエコノミー戦略、重要原材料法、電池規則、サプライチェーン・デューディリジェンス法などを、EU経済圏の保護を目的としたサプライチェーン再構築のツールとして整備しています。これらを単なる環境政策やイデオロギーと捉えることは、EU域外の企業にとってビジネスリスクになりかねません。

しかもEUの動きはエネルギーから、食料・ファッションなどへと広がりつつあります。今まで関係ないと思っていた領域で、ある日突然ビジネスが難しくなる可能性も出てきています。

本講座では、民間でビジネスをされている方はもちろんですが、公共政策や官公庁向けのコンサルティングサービスを行っている方、そして自治体職員の方にも実務で役立つ、EUの「規制を使って産業を強化する考え方」をお伝えします。

この講座では、日欧のスタートアップ支援を事業とするCrossbieと、規制関連の調査経験が豊富なUmwerlinの2人の講師陣が、自らの経験を基に、EUの意図を理解し、規制を先取りしてビジネスに活かす方法をお伝えします。

【2024年1月25日開講!】実践型グリーン・リスキリング講座 概要紹介(欧州の脱炭素・ESG関連規制から学ぶ、日本の産業強化編)

講師紹介

山本 知佳(やまもと ちか)

CROSSBIE GmbH

広告代理店で戦略プランナー、ノキアにて欧州向けUX開発とビジネスデベロップメントに従事後、モバイル アドプラットフォームをゼロから立ち上げる。ニューヨークでEdtech創業にCPOとして携わり、香港の企業にエグジット。ベルリンにてNokia/HERE Techonology勤務後、数社起業。日欧をつなぎグローバルなエコシステム形成に尽力するため、2020年 CROSSBIE(Cross-border Innovation Ecosystem)を立ち上げる。

ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)・デジハブ 親善グローバルアンバサダー、 ベルリン州経済・エネルギー・公共企業省 外郭団体アジアベルリンフォーラム ボードメンバー、ベルリン州経済・エネルギー・公共企業省 アジアベルリン親善アンバサダー、渋谷区 スタートアップサポート グローバルアンバサダー、大阪市 大阪市イノベーション促進評議会 評議委員、ひょうご国際ビジネスサポートデスク ドイツ担当デスク、German Accelerator 審査員・メンター

西村 健佑(にしむら けんすけ)

有限会社Umwerlin UG代表

成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー

ドイツ、ベルリンを拠点にエネルギー制度の調査を行っている。エネルギーシステムを俯瞰的に見ることをモットーに、シュタットベルケなどインフラ会社の分析を専門とする。

株式会社Updater(旧みんな電力)顧問、一般社団法人 ローカルグッド創生支援機構のアドバイザーなども務めた。

この講座で得られるもの

  • 欧州のビジネスに欠かせないSDGsの考え方を理解し、規制の方向性を先読みする
  • ドイツを中心とした欧州で起こっている変革の現状について理解できる
  • EUのグリーンディールのインパクトと日本への示唆を理解する
  • アメリカとは異なるビジネスの進め方と、その土台となる規制の考え方が理解できる

主な想定参加者

以下の点に関心を持つ企業担当者・自治体職員

  • 持続可能なビジネスの裾野の広がりを理解し、既存のビジネスにSDGsの観点を取り入れる方法を考えている方
  • 将来的に自社の事業領域での規制強化に備えるための具体的な施策を把握したい方
  • 規制を作ることに関わり、社会を変える動きを作り出したい方
  • 地域社会と連携し、公共と民間の橋渡しになりたい方

スケジュール・各回のテーマ

Day1 1月 25日(木)17:00 – 18:30 オンライン

SDGsとヨーロッパのビジネス環境:フードテック(担当:山本講師)

  • 持続可能な食糧生産とイノベーション
  • 食品ロスと廃棄物削減の戦略
  • 食料サプライチェーン管理の重要性とそれを支えるパートナーシップ
  • リジリエントなフードサプライチェーンと商品開発
Day2 2月 8日(木)17:00 – 18:30 オンライン

パートナーシップとファイナンス:マテリアルとファッション(担当:山本講師)

  • 包装の変革と規制
  • ファッションにおけるサステナビリティ
  • スタートアップの資金調達とメンター制度
  • 必要とされる人材像
Day3 2月 22日(木)16:00 – 17:30 オンライン

公共の観点から効率の定義を問い直す:スマートシティ(担当:西村講師)

  • 全体最適と部分最適の捉え方
  • P2Xとデジタルツインによるセクターカップリングの実現
  • スマートシティにおける省エネ住宅の重要性
  • デジタル化による公共・準公共サービスの変化
  • エネルギーハブとなる組織、シュタットベルケとEU電力市場制度改革
  • 公共組織に求められる組織のあり方
Day4 3月 3日(木)16:00 – 17:30 オンライン

サプライチェーン再構築と競争力強化(担当:西村講師)

  • EUの目指すサーキュラーエコノミーとその狙い
  • 電池規則、重量原材料法で何が変わるか
  • 国境炭素調整措置(CBAM)がもたらす貿易戦争
  • スマートマニュファクチャリングとエネルギーの柔軟性を強みへ変えられるか
定員数(最少催行人数)30名(5名)
参加料金10万円+消費税
その他・本講座の講師、受講生を含むオンラインコミュニティを開設し、学び・交流を促進します
・講師を交えた懇親会を、都内にて開催する予定です(別料金)
・お支払いは、請求書払い(銀行振込)もしくはクレジットカード決済にてお願いしております
参加条件参加希望者の方には、本ページ下のフォーム入力を通じてお申込みいただきます。事務局にて確認後、受講料金のお支払い方法を含むご案内をいたします。

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